妊娠・出産・人工妊娠中絶・流産,死産〜

女性は、思春期、月経周期、妊娠、出産、閉経、更年期というように、ホルモン
バランスの変化が著しく、バランスを崩したりすることで、心身に多大な影響
を与えていると考えられています。エストロゲンという女性ホルモンは身体の
変化だけでなく、気持ちが沈んだり、感情・精神面にも及ぼす影響が大きいこと
もわかっています。
どういった時期にホルモンバランスの変化があるのか知ることが必要です。
【 思春期・月経のトラブル 】
・思春期・・・9歳〜14歳で月経がはじまります。
月経がはじめると、女性ホルモンの量が急激に増え、精神的
にも不安定になります。 これがいわゆる思春期です。
学校・恋愛・進路・友達のことなどでも多感な時期。
この年代のお子さんと接する場合には、そういった不安定な
時期を考慮する必要があります。
・月経の悩み・・月経は、脳の視床下部にある下垂体から分泌される
ホルモンや、卵胞から分泌されるホルモンが密接に関係
しています。
視床下部には下垂体のほかに自律神経系の最高中枢
があります。
このため、ストレス、精神的影響が反映され易いのです。
月経前症候群・機能性月経困難症は、環境の変化・ストレス・ダイエットなど
からくるホルモンのアンバランスによるものです。神経質にならず、ストレス
をうまく解消したりすることが大切です。
月経痛がひどい、出血過多などの場合は、子宮の病気も考えられますので
、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
【 妊娠出産時の症状 】
・妊娠・・・妊娠によって、ホルモンバランスが大きく変化するのため、
様々な不快な症状が現れます。
出産や育児への不安も重なり、精神的に非常に不安定とな
ります。
・出産・・・出産後は、女性ホルモンが急激に減少し情緒不安定になり
ます。
マタニティブルーは、半数の方がなるといわれ、産後は不眠・
不安・情緒不安定になりますが、2週間〜1ヶ月程で自然と消
えます。
もしそれ以上長引くようであれば、産後うつ病の可能性もあり
ますので専門医に相談しましょう。
【 閉経・更年期障害 】
・更年期障害・・・卵巣の機能が衰え始め、最終的にその機能が停止
する時期(閉経)のことを、更年期と呼んでいます。
だいたい40歳〜55歳ぐらいまでを指します。
この時期は、女性ホルモン:エストロゲンの分泌量が急激に減少する為、
様々な症状が出ます。
また、年齢的に自身の問題だけでなく、年老いた親の介護問題や子供の
就職・結婚問題、子育てが終わり、生きがいをなくす、などの様々な問題と
重なるため、精神的にダメージを受けやすくなります。
更年期障害とは、この時期に起こるさまざまな生理的障害のこと。
症状は、自立神経失調症と似ていますが、個人差も大きく、症状が変化する
ことも多いにあります。
一般的に多いのは、「ほてり」や「のぼせ」や「発汗」などの症状です。
・更年期症状・・・ほてり・のぼせ・発汗・しびれ・冷え・腰痛
動悸・頭痛・めまい・不眠・頻尿・倦怠感・
むくみ・嘔吐・不安・耳鳴りなど
※抑うつ気分や不安が強いときは単なる更年期障害ではない場合もあるので
早めに専門医に相談を。
【 心の病 】
女性は結婚、出産、育児など、環境や役割の変化を受けやすく、妊娠・出産
育児に関わる年代にうつ病などの「こころの病気」にかかる人が多いという
統計があります。
特に「うつ病」は、心の風邪といわれているほど誰でもかかる可能性のある
病ですので注意が必要です。
また、家庭を持っても仕事を続け、社会に進出している女性も増えています。
仕事のストレスによるスーパーウーマン症候群などのうつ病も増えています。
女性はもともと男性よりストレスに弱い身体です。
うつ、パニック障害、全般性不安障害といったこころの病、不安障害も男性の
2倍以上にかかりやすいといわれています。
女性の身体は独自のホルモンの影響を受け繊細にできています。
そのことを常に意識し、何か異常を感じた場合は、早いうちに専門医(産婦人科
・心療内科など)に相談しましょう。
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